2022.03.30

【限定商品】肥後守×SUNLINE

 

 

| CONCEPT

 

日本人の心に永く受け継がれる、モノを大切にする精神、大切なモノが紡ぐ時。

“心” を感じることのできるモノを創りたい。

そのようなサンラインの想いから、プロジェクトは始まりました。

「肥後守」は、日本で1890年代から使われている簡易折畳式刃物です。

鉛筆を削ったり、竹とんぼなど玩具作りの道具として、子どもたちにも行き渡りました。

時代は移り変わり、鉛筆削り器やカッターナイフの普及により姿を消します。

便利なモノが生まれては、やがて淘汰され消えていく―

私たちは、どこかで ”大切な何か” を、見失ってきたのかもしれません。

この肥後守は、伝統的な技術と最先端のプラズマ技術を融合しました。

使うたびに、想い出を重ねていただきたいと心から願っています。

 

 

| GALLERY

 

| TECHNOLOGY

 

Sunline_higonokami_PlasmaRise

1.刃:DLC加工(Diamond-Like Carbon)

 

肥後守とサンラインのコラボにあたり、刃の切れ味と持続性を、プラズマを使って向上することにしました。ベースとなる刃は、高級ステンレス鋼(VG10)をステンレス(SUS410)で挟んで1枚に仕上げた「割込」と呼ばれる伝統的な3枚構造です。日本刀の構造としても有名な構造であり、海外では「SANMAI(3枚)」が用語となっています。V字型の両刃のため、右利き・左利きに関係なく扱い易いのも特長です。この刃に、DLC加工を施して、刃の切れ味と持続性を向上することにしました。

DLCとはダイヤモンドライクカーボンの略称で、プラズマ中で炭素などの原料を化学蒸着させます。ダイヤモンドのような硬さとカーボンの滑らかさを兼ね備え、刃物の切れ味を持続することが期待されます。刃物の切れ味を活かすため、膜厚0.5μm以下の薄膜加工を行いました。

 

DLC加工した刃物の切れ味を、岐阜県産業総合技術センターの「切れ味試験機(株式会社丸富精工製)」にて評価しました。切れ味試験では、紙の切断枚数や、繰り返し切断した時の切断枚数の変化を計測することで、『切れ味の数値化』と『切れ味の持続性の評価』ができます。

 

動画.切味試験の様子

 

試験の結果、未加工に比べ、DLC加工した刃(本製品)は切れ味の低下が少なく、約1.5倍耐久性が向上したことがわかりました。

 

グラフ.切れ味の比較

 

切れ味試験後の刃の状態を、サンラインが所有する電子顕微鏡(SEM)、及びSEM-EDXで分析しました。SEM-EDXでは、切れ味試験後にDLC膜が残っているか、耐久性を確認する目的でDLC膜の成分である「炭素(C)」の量を測定しました。

※SEM-EDX(エネルギー分散型X線分光法):電子線照射によって発生する特定X線をエネルギーで分光することで、元素分析や組成分析を行う手法

 

図.刃先の電子顕微鏡の画像

 

 

図.炭素元素の比較

 

さらに、サンラインの所有する「KES-SE摩擦感テスター(カトーテック株式会社製)」で、刃表面の摩擦係数を測定しました。DLC加工(本製品)によって、未加工よりも表面の摩擦係数が約60%低下しました。優れた摩擦特性によって、滑らかな切れ味をサポートします。

 

グラフ.摩擦係数の比較

 

太陽光が当たると虹色の干渉色が現れ、眺める角度によって色が変化します。

※1品1品、すべて手作業で仕上げているため、形や色にばらつきがあります。

※ 水に濡れたりオイルを塗布したりすると、虹色(干渉色)が消える場合がありますが、乾燥したり脱脂したりすると虹色(干渉色)に戻ります。

※薄膜DLCのため、衝撃や刃こぼれ、砥ぎによってもDLC膜は剥がれます。砥ぐ際は、刃先1mm程を目安に刃先だけを研ぐことをお勧めします。

 

 

2.鞘:チタン+大気圧プラズマ 殺菌&抗菌加工

 

鞘にはチタンを使用しました。チタンは軽量かつ高強度で、耐食性にも優れる素材ですが、切削やプレス加工がとても難しい素材でもあります。眼鏡の産地である福井県鯖江市で、眼鏡のフレームづくりで使われたチタンの加工技術をもとに、1品ずつ丁寧に仕上げました。

PLASMA RISEやSUNLINEのロゴは、ブルーのファイバーレーザーで刻印されています。チタンの熱によって発色する特性を活かして、レーザー光線を微調整しながら美しく仕上げています。太陽光のもとでは、眺める角度によって微妙に色が変化します。

さらに、サンラインの大気圧低温プラズマ技術「プラズマライズ」を利用して、鞘の表面を殺菌&抗菌加工しました。

 

写真.ファイバーレーザー加工

 

 

写真.プラズマライズ加工

 

 

鞘にチタン材を用いることで、肥後守全体の軽量化を実現しました。

通常仕様のステンレス製鞘に比べ、約25%軽量化しています。※データは一例です。すべてハンドメイドのため、重さにはばらつきがあります。

 

 

 
 動画.安全にご使用いただくために

 

| SHOP

 

 

商品名:折畳み万能ナイフ VG-10プラズマライズ 肥後守DLCコーティング

※販売ページは2022.4.8に公開します

※サンラインWEBショップでの限定販売となります。

※数量限定商品のため、品切れの場合は申し訳ございません。

 

 

 

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ご注意
1.本製品の携帯について
 銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)第22条及び軽犯罪法第1条第2号は、正当な理由なくナイフなどの刃物を携帯することを禁じています。銃刀法は、所定の形状や大きさ、長さの刃物の所持ないし携帯を規制しており、軽犯罪法は、刃物の形状や大きさ等について特に限定無く刃物の携帯全般を規制しています。
 そのため、正当な理由無く本製品を携帯することはできません。「携帯」とは持ち運ぶことをいいますが、運転中の自動車内に刃物を置いておくことも「携帯」に該当する可能性があります。「正当な理由」とは、社会通念上正当な理由が存在する場合であり、例えば、店から刃物を購入して自宅に持ち帰るような場合、釣りやキャンプで使うために持ち運ぶ場合などをいいます。護身目的は、正当な理由とはならない可能性が高いとされています。
 正当な理由無く本製品を携帯した場合、取締りの対象となるおそれがあります。正当な理由のもとで携帯する場合であっても、携帯時にすぐに使える状態になっていると取締りの対象となるおそれがあります。正当な理由のもとで携帯する場合、厳重な梱包をするようにお願いいたします。

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3.安全について
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