2021.07.26

フッ素ゴムのプラズマ処理事例

フッ素ゴムは耐薬品性・耐候性・耐熱性・耐油性・耐オゾン性に優れる素材で、自動車や航空機、半導体関連機器など広く使用されています。

優れた特性を持つ反面、接着や塗装などの後加工が難しい素材でもあります。

弊社の大気圧マルチガスプラズマを利用すれば、フッ素ゴムの表面を改質することが可能です。

フッ素ゴムに大気圧プラズマを照射すると、水との馴染みが格段に向上します。

 

▼動画.「フッ素系樹脂の親水化」

 

フッ素系ゴムは疎水性であるだけでなく、 界面の化学的相互作用の「極性」が低く、接着性が低く離型性に優れた素材であるともいえます。

離形性や耐薬品性が、フッ素系ゴムの加工には不都合な場合があります。

例えば、接着や塗装など、表面に別の物質を「くっつけたい」場合です。 プラズマを照射することで水馴染みがよくなる理由は、 表面に親水基(極性基)が形成されていることが大きな理由と考えられるため、 接着や塗装などの表面加工を向上することが期待できます。