繊維の濡れ性評価/自動巻取装置 | CASE | 大気圧プラズマ事業サービスサイト:サンライン

2021.07.12

繊維の濡れ性評価/自動巻取装置

プラズマ処理の最もメジャーな評価方法に、水接触角の測定があります。

特に糸状の繊維の場合、糸1本の水接触角を測定するには、マイクロ水接触角計(マイクロシリンジと顕微鏡を用いた装置)が必要です。

弊社では、実験や製造の現場で、迅速かつ簡便に糸の水接触角を測定するために、繊維濡れ性評価用自動巻取装置を開発しました。

 

▼写真.繊維濡れ性評価用自動巻取装置

 

繊維を一定のテンションで隙間なく密に巻き取ることで、糸を速やかに平面状にし、容易に水接触角を測定・評価することができます。

 

▼写真.平面状に巻き取られた糸

 

▼写真.ポリアミド繊維(モノフィラメント)の水接触角測定事例

 

これまでに、様々なご形態の試料へのプラズマ処理実験を、数多く承って参りました。

ご形態によっては、一般的な試験方法が適用できないケースがあり、「オーダーメード試験」をご提案して参りました。

評価方法についてご不安がございましたら、ぜひお気軽にご相談いただけましたら幸いです。